Die with Zero / ビル・パーキンス という本を読んだ感想を書きます。
Kindleで1週間かけて読みました
アマゾンで本のランキングを見ていた時に、口コミ数の多さと高評価だったことから、興味を持ちました。
kindleはAmazonプライム会員になっていると、Amazon readingという特定の本を期間限定で無料で読めるサービスを受けることができ、私自身、時々利用していました。今回は、早く読みたかったために、1500円程度で購入。
なんと、アプリではKindle本を購入できないんですね・・・ウェブのアマゾンのサイトで購入しました。ただ、買ってしまえばその場でスグにアプリにダウンロードすることができ、いつでもどこでも手軽に読めるのはとても良い。
Die with Zeroは250ページ程あるのですが、休憩時間や通勤時間など隙間時間を利用し1週間ほどかけて読みました。
きっと言いたいことは「人生を最適化する方法」
題名に書いてある通り、所持金0で死ぬことを提唱していますが、これは方法。真の主題は、「人生の最適化」かと思います。
誰もが「一度きりの人生、より充実した人生を送りたい」という普遍的な願望を持っているのではないでしょうか。
死は必ずやってきます。大金を蓄えたまま死ぬことは、果たして良いのだろうか?お金を使わずに死ぬことは、もったいないことではないか?
作者はこのような疑問を問いかけてきます。
人生ゲームは、最後に残っている財産で勝敗が決まりますが、私たちの人生はそうではないのではと気づかされました。
お金は、思い出作りに使う
まずは、自分を知ることから始める。何をすることで自分が幸せになれるのか。自分を幸せにする経験には、惜しみなくお金を使うこと。なぜなら、経験にお金を使うほうが幸せになれるから。そして最後に残るのは、思い出だけだから。
節約ばかりしていると、その時にしかできないチャンスを失ってしまう。
・・・はっ、自分だと思いましたね。
その経験は活動できるうちにする
70代以降は、体力が衰え、積極的に活動しなくなる。そのため、望みは先送りしないほうが良いとのこと。
うんうん、とてもわかる。私の亡き曾祖母と暮らしていた時は、曾祖母だけでなく、家族の行動範囲にも制約がかかっているのを子供ながらに感じて育ちましたから・・・。
健康第一ですよね。ほんとに。
人のライフステージによって、お金の価値は変化する。健康である20代は経験を優先にしましょうと。次第にその優先度は下がっていきますから。
年齢を重ねるにつれて収入は右肩上がりに増えますし、それに比例して貯蓄率を増やしていく。これが人生というスパンにおける、最適化されたお金の使い方みたいです。
ときめいた文章
一番好きだった文はこちら。
「記憶の配当」が得られるような心に残る経験
Die with Zero / ビル・パーキンス
素敵な人生を送りたいと思います~☆
ほなもね
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